のれんと味だるま

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だるまの歴史

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だるまの歴史

だるまの建物の歴史
(登録有形文化財指定の唐破風入母屋造りについて

だるま だるま だるま だるま
だるま
一階正面玄関の唐破風(からはふ)は瓦葺(かわらぶ)きで破風にみごとな彫り物が施され、重厚な感があり、東側の二階客室窓の肘掛を支える連なった持送(もちおく)りや彫物(ほりもの)、そして階下の銅葺(あかぶき)屋根のついた黒塀(くろべい)が老舗(しにせ)の風情を醸(かも)し出している。

登録有形文化財に登録へ!

文部科学省の文化審議会は、平成14年5月17日(金)開催の同審議会文化財分科会で、文化財建造物の登録について文部科学大臣に答申を行い、だるま料理店主屋が登録文化財に登録されました。

登録有形文化財制度について

明治時代以降の近代文化財は、近年、歴史的な重要性が高まってきていますが開発事業などにより取壊しの危機にあります。そこで、平成8年に文化財保護法が改正され、建造物の保護を目的とした登録有形文化財制度ができました。 対象となるものは、建築後50年を経過したもののうち、次のいずれかの要件を満たすものとなっています。

(1) 国土の歴史的景観に寄与しているもの
(2) 造形の規範となっているもの
(3) 再現することが容易でないもの

小田原市街の中心、本町2丁目(旧大手前)で料理屋を営むだるま料理店は、明治26年創業の老舗である。関東大震災で店鋪を損壊し、現在の建物は大正15 年に、二代目廣澤吉蔵により再建された。
網元でもあった吉蔵は、店鋪の建設に情熱とブリの大漁による潤沢な資金を注ぎ、材料に桧、松、欅などの良材を用いたので、職方もその熱意に答えたという。主屋は、楼閣風の造りで、二階屋根の正面に破風を二つ連ねて比翼入母屋造りの形に凝らした外観と、一階店鋪入り口の向唐破風造りのポーチに特徴がある。そのファザードは、老舗の雰囲気を伝え、多くの市民に親しまれている。二階の客座敷は、数寄屋風の書院造りが基調で、床・棚・付書院などの座敷飾や、建具・欄間などの造作に様々な趣向を凝らしたきめの細かい仕事が施されている。また、東側の玄関ホールと二階座敷に上がる階段、及びその横に設けた洋風応接間の意匠にはアールデコの影響が見られる。
以上のように、だるま料理店の主屋は、その建設年代や意匠からみて、小田原市街の町並を代表する建造物のひとつということができる。このため、登録有形文化財登録基準(平成8年文部省告示第152号)の「一 国土の歴史的景観に寄与しているもの」と「二造形の規範となっているもの」に該当すると考えられる。
なお、その価値は、小田原市で行った「ふるさと小田原の建築百景」において認められている。

小田原市文化財保護委員  鈴木 亘

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だるまさんとおかめさん

だるまさん
だるまさん
「達磨」(たつま)の旧姓から「達磨」(だるま)料理店を明治26年に創業して今日に至ります。店名に因んだ「達磨さん」は本店食堂の屋根や掛け軸などに納まり、食堂入り口右側には等身大の達磨像が置かれています。また左側には「おかめさん」の像があり、どちらも縁起をかつぎ、ご来店のお客さまに喜ばれています。
おかめさん
おかめさん
とくに「おかめさん」の持つ袋にお賽銭を入れる方もおられます。浄財は京都で建築物としては最古の寺、通称「おかめ寺」で知られる、千本釈迦堂「大報恩寺」に届けられます。この界隈を回る際には、ぜひ一度お越しくださるようお願い申し上げます。

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